蔓を伸ばす?鉢を並べる?壁面緑化のやり方は

建物や壁の構造により適した方法は変わってくる

最近になってにわかに注目を集め始めている建物の壁面緑化。その涼しげでどこかレトロな雰囲気は、通り掛かる人全てに涼とリラックスを与えてくれるものですよね。壁面緑化を取り入れようとする試み自体結構なのですが、やはりその基本的な方法を理解しておかないと上手くいかないでしょう。これには主に2つのパターンがあり、先に建物を建てた後から壁面緑化を追加するやり方と、予め壁面緑化を想定し設計・施工した建物に対し万全を期して緑化を施すというやり方があるのです。

先に建物ありきの場合は蔓植物を這わせた方が効率的に

先に壁面緑化の事を全く考えず施工した建物。こういった建物の多くは壁面が滑らかで絶壁、後から植物を置こうとしても局所に限定されてしまうもの。こんなケースでは無理をせず、建物周囲の地面から少しづつ上方に蔓植物を這わせ、下からジワジワと緑化させてゆくのがベストでしょう。建物の高さにより要する年月も異なりますが、ツタ等大変長く伸びる蔓植物であれば大抵の大きさの建物はカバー出来るでしょう。ただどの程度の株数が必要かといった詳細は、造園業者等のアドバイスをしっかり聞いた方がいいかも知れませんね。

始めから壁面緑化を考えて施工された建物は楽に

最初から壁面を緑で覆う事を考え施工された建物は後の処理が大変楽。こういった建物は壁面のあちこちに鉢やプランターを設置するホルダーや段差が設置されていたり、また蔓植物が這い回り易い様適度な傾斜が付けられていたりするケースが多く、そこに生きる植物にとっても大変成長し易い環境となっているのです。こうした建物は少々見た目が特殊で遠くからでもすぐに分かりますよね。建物周囲の環境を良化させるだけでなく、その建物自体を一つのランドマークにも出来ますから、そこに店舗を設ける場合でも、かなりの集客効果を期待出来るでしょう。

壁面緑化のメリットにはヒートアイランド現象の低減や建物の保護効果、省エネルギー効果、空気浄化効果などがあります。